寝違え

012     kubinoitami2

【寝違えは起きている時に起こっている・・・?】

寝違えというと起床時に気付くので、皆さんは寝ている時の首が、どこかとんでもない方向を向いていると思っていませんか?

或いはものすごく寝相が悪いとか…。

 

でも悪いのは、意外にも寝相ではなくて起きている時の姿勢なのです。

寝違えは、実は起きている時にすでに始まっているのです。

 

こう言うと聞いた方は皆さん、大変驚かれます。

「だって起きている時は痛くなかったし…」

「寝た後に痛むんだから寝ている時でしょう?」

こんな声が聞こえてきそうですが、実はこれ本当なんです。

 

【ここにも椎間板が関与?】

寝違えの代表的な感じ方は、

「痛くて上を向けない」

「下を向いても痛い」

「肩や肩甲骨にも痛みがひびく」

といったところでしょうか?

 

実はこれらの感じ方は、首の椎間板を傷めている時の感じ方とピタリと一致します。

 

寝違えが、起きている時にすでに始まっているというのは、起きている時の姿勢に問題がある場合がほとんどなのです。

 

具体的には、例えばデスクワークを例に説明します。

パソコンに向かってモニターを覗きこむような姿勢になっていると思います。

その時の首の下部の角度を観察してみて下さい。

明らかに前かがみになっていますね?

この姿勢があまりにも多い事が、起きている時に首の椎間板を傷める原因です。

 

長時間にわたって椎間板の前方を押しつぶした姿勢を取り続けていると、椎間板の組織が負荷に耐え切れなくなり、後方に向かって亀裂が入ります。

そしてその亀裂に、椎間板の内容物である髄核がはまり込んで、後方の神経の知覚領域を侵害刺激します。

 

そして一晩寝ていて起きた時に痛みに気づくので、寝違えと思う訳です。

実際に寝違えで当院に来られる方の大半は、このパターンが当てはまります。

 

この症状の原因についてさらに詳細を知りたい方は、「椎間板変性」のページをご参照ください。

 

【ワンポイントアドバイス】

まずは起きている時、特にデスクワーク中やくつろいでいる時の姿勢を良くするように努力してみて下さい。

顔が前に出て行かないように、です。

 

イメージとしては、若干頭を後方に引いて肩の真上に頭を乗せるようなイメージです。

さほど力を入れなくても構いません。

 

そういう注意を数日続けて、全く改善しなければ次には枕を外して寝てみて下さい。

眠れることが前提ですので、「眠れるなら」と考えてください。

悪化要因が減っていれば、少しずつ軽減するはずです。

 

それでも全く改善できなければ、是非当院にお越しください。

まずはお電話 : 03-3643-5374

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