急性腰痛(ぎっくり腰)

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非常に多い症例で、発症すると大変つらいのが急性腰痛、いわゆるぎっくり腰です。
欧米では「魔女の一撃」と言われ、なるほど何か目に見えないものに一撃を喰らったような感じです。
原因は色々言われますが、ポピュラーなのは腰周辺の筋肉の捻挫というもの。

一般的にぎっくり腰は、椅子から立ち上がろうとした瞬間や、くしゃみをした瞬間、
体の向きを変えようとした瞬間などに突然襲ってきます。

あまりに痛みが強い場合には、動けるようになるまでは「できるだけ腰を固定して動かさない」
ように細心の注意をして動く必要があります。

ですが、安静にしすぎるとかえって回復が遅れるという説が世界的にも主流になってきているようですから、
動ける範囲で出来るだけ普通に過ごしてください。

但し姿勢は良くすることが大切です。

当院にもぎっくり腰を発症して来院される方は大変多いです。
しかし発症した直後の方は、すぐに治るとは思わないで下さい。

なんとか動けるようになれば、初回の治療としては成功だと思います。
私はその時の痛みがどうか…ということより、ぎっくり腰を発症する原因を理解し、
繰り返さない下地を作る方が重要だと考えています。

私はそもそも、ぎっくり腰の原因説として「腰周辺の筋肉の捻挫」
というのには疑問を持っています。
なぜなら、ただ座っていただけでそのまま動けなくなったり、ちょっと振り向いただけだったり、
そんなことで捻挫なんてするかなあ?と思っているからです。

捻挫とは筋肉の微細な断裂ですが、柔らかい筋肉が緩やかに動いて断裂するなど、
想像できないのです。

それよりも、椎間板の問題や骨盤の関節(仙腸関節)の問題の方が、
原因としては多いのではないかと思っています。

何事も現実的に考える必要があります。


【ワンポイントアドバイス】
ぎっくり腰を発症したら、最初は少し安静にして頂いても良いと思います。
少しずつ動くようにして行くと良いのですが、動くときのコツは腹筋に力を入れて
背骨を固定するイメージを持っていただくと、比較的楽に動けると思います。

座る時は骨盤を後傾させず、立てて座るように心がけて下さい。
また、少し屈んで何かをするときには、腰は出来るだけ曲げずに
膝と股関節をまげて角度を出すと良いでしょう。

次に応急処置ですが、「仰向けに寝て」次のように足を動かしてみて下さい。

*足の指でじゃんけんをするように、グー・チョキ・パーと5回ほど動かします。
*次に足首を伸ばしたり反らせたり、左右のつま先をくっつけたり開いたりも5回ほど。
*スムーズにできたら、各3回ほど片足ずつ立て膝をして伸ばしてみましょう。
*次に片足の膝を抱えて胸に付けるように引き寄せます。
これを両足5回ずつ行ってください。
*次に両膝を抱えて同じように胸に付けるように5回引き寄せます。

これらがスムーズにできるようになると、少し動きやすくなると思います。

そして動けるようになったら、どうぞご来院下さい。
お電話お待ちしております。

ご相談・ご予約は
03-3643-5374

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