四十肩・五十肩

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笑顔一杯

四十肩・五十肩とは?

四十肩・五十肩は、発症がその位の年代の方に多いことから付けられた俗称で、病院での診断名は「肩関節周囲炎」と言います。

その名の通り、肩関節の周辺で炎症が起きていると考えられていますが、現時点では明確な原因は分かっていません。

 

初期段階ではなんとなく肩が痛いと感じる程度から徐々に強くなり、やがて肩全体が痛みで上がらなくなったり、腕が十分に動かせなくなります。

 

一般的に左右片側に発症し、両方同時に発症する事例はまずないとされています。

半年くらいから、長い人では数年続き、いつの間にか治ってしまうことが多いものです。

その発症例は江戸時代から記録されているようです。

早く治すには?

痛いので動かすことが辛いのですが、肩関節は動かさずにいると更に固まってしまって、悪化する傾向が有ります。

出来るだけ動かした方が、回復も早くなります。

 

自力で動かすことは痛みが強いので、他動的に、つまり何か重りとなるようなものを持って、その重さを利用して“振り子”のように動かすと、比較的スムーズに動かすことができます。

また、一般的に炎症では「冷やす」ことが良しとされますが、それは冷やすと楽になるように感じるからというだけで、本来は温めた方が回復は早くなります。

 

・動かす

・暖める

を繰り返すことを実行してみてください。

肩関節ってどんな関節?

肩関節は、肩甲骨のくぼみに上腕骨がはまる形になっています。

形は股関節とほぼ同様です。

四十肩・五十肩では、肩関節を包む関節包に炎症が起きていると考えられています。

 

また、肩に痛みがあるのに可動域が減っていない方は、単に肩関節が緩いだけの「弛緩肩」の可能性があります。

「弛緩肩」(しかんかた)の方は、肩関節が外れやすかったり、四十肩・五十肩と思いこんで薬を飲んでも、炎症ではないので効かなかったりします。

薬を飲んでも効かない場合には、整形外科で診てもらった方が良いでしょう。

当院の施術では

四十肩・五十肩は、原因が分かっていないために対策が難しく、長引く傾向が有ります。

 

ですから、本来は回復までに半年かかるであろう症状が、3か月程度で良くなったり、1年が半年程度に短縮したり、狭くなった可動域が広がったりと、回復期間の短縮や可動域の制限を軽減することができます。

 

しかし残念ながら、即座に痛みがなくなる事はあまりありません。

 

ですから、初期段階ではさらに悪化することを予防することと、可動域を維持することに主眼を置いています。

四十肩・五十肩の主な症状

・夜中にズキズキと肩が痛んで眠れなくなることがある

動いているときよりもじっとしているときの方が痛みを感じる傾向があります。

・痛みで目覚めてしまうことがある

ようやく眠りについても、夜中に痛みで何度も目覚めてしまうことがあります。

・関節の動きが悪くなる

四十肩や五十肩になると、腕を横方向に上げることが困難になります。

また、発症しやすい方の職業的な傾向は、デスクワークの方に多い傾向があるようです。

セルフケアの体操

肩関節は痛いからといって動かさないでいると、どんどん固まってしまいます。

痛みを感じなくなっても、肩の動きが制限されるケースがあります。

可動域を広げるために可能な範囲で体操を行い、症状を軽減させることが可能です。

500mlの水などのペットボトルや、1㎏位の鉄アレイなどを持って、その重さで振り子のように各方向へ動かしましょう。

イスやテーブルなどに片手をついて、体をやや前屈みにすると動かしやすいです。

ただ、その際には腰を傷めないためにも、腰でなく股関節から前に屈むように注意して下さい。

痛みが強くて動かしにくい方向への動きを、やや大きめに意識すると良いと思います。

自力で動かすより楽に動かすことができます。

症状が強い時は

痛みが激しかったり、可動域の制限が著しい場合などは整形外科を受診して下さい。

関節包という関節を包む組織の癒着がある場合等は、手術が必要な場合もありますので、専門の医師に判断してもらいましょう。

また、注射で痛み止めをしてもらえる場合もあります。

そして、整形外科でやってもらえる治療が無くなったら、是非当院にご連絡下さい。

 

整形外科で「四十肩・五十肩」と診断されて、薬などを処方され飲み続けても全く改善しない場合は、病院の検査では分からない問題が隠れている場合もあります。

一例としては頚部の椎間板が傷んでいるケースです。

是非当院の【椎間板の問題からの痛み】のページをご参考にしてみて下さい。

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