低体温
突然ですが、あなたはご自身の普段の体温を把握されていますか?
近頃では低体温の方が増えていると聞きます。
低体温とは、深部体温が35℃未満となることを言う様ですが、このページではそういった医学的な定義とは別に、健康上「理想的な体温に満たない」状態として考えてみたいと思います。
ところで、健康上「理想的な体温」とは何度でしょうか?
深部体温はともかくとして、私は普通に計った体温が、36.5℃~37℃位が理想と考えています。
36.5度以上が健康の目安
雪山遭難で幻覚を見るレベルの体温とは?
例えば体温のレベルにより、体には様々な変化が現れます。
予測できる状況は以下の通り
- 33度…雪山で遭難、幻覚を見るレベル(凍死寸前)
- 34度…不健康ながら何とか生きられるレベル
- 35度…がん細胞が最も活発に増殖する体温
- 35.5度…排泄機能低下、自律神経失調症、アレルギーが出やすい状態
- 36度…体温を上げるため時々震えが出る
- 36.5~37度…健康的な体温
また、体温が1度上がれば免疫力は60%上がるという、驚きの説を唱える専門家もいます。
低体温と健康の関係の事例を一つご紹介します
当院での事例ですが、ある若い女性が体調が悪いと来院されました。
大変美しいお顔立ちをされているのですが、とにかく顔色が悪い。
「ご自身の平熱を把握されていますか?」と聞いたところ、「35度を少し下回るくらいです」とのお答えでした。
34度台の体温では、もうあと1度下がったら死の淵です。
ですから「何としてでも体温を上げなければいけません」と言って対策を始めました。
施術では、エネルギーを燃やして体温を上げる「体温免疫整体」を行い、普段の生活でも一駅手前から歩くとか、エレベーターを使わずに階段で移動するといったことを、日常的にして頂きました。
脚の筋肉を常時使うことで、ポンプ作用により血行を促進して体温上昇を図ったわけです。
体熱の生産は代謝によって得られますが、それを循環させることで安定します。
私たちの体温が一定に保たれているのは、大雑把に説明すると筋肉や心臓などの運動エネルギーにより暖められた血液が全身に回ることで保たれるわけです。
ですから少し余計に歩いたり階段の使用を増やすことで、運動量を増やし、その結果筋肉や心臓の運動エネルギーで血液を温める頻度を上げることで体温の上昇を図ったのです。
それに加えて「体温免疫整体」により、体熱を作る褐色脂肪細胞の働きを活性化して体温の上昇に取組みました。
1ヶ月ほどで顔色に赤みが差し、明るい表情になられました。
そうなると元々のお顔立ちが美しかっただけに、大変魅力的な女性に戻られました。
ちなみにこの間に体温は約1度上がったそうです。
体温を気にする生活=病気にならない生活に
風邪でもひいていないと普段あまり気にしない体温ですが、健康維持のためには是非気にしてみてください。
目標は36.5℃~37℃!
これを下回る方は、早めに対策をしましょう。
ポイントは冷え性同様
- タンパク質、脂質、糖質(俗にいう三大栄養素)などを中心に、よく噛んでバランスよく食べる
- お腹を冷やさない(暑いからと、冷たい飲み物をガブ飲みしない)・お腹を暖める
- 入浴はシャワーで済ませず、浴槽に浸かる
- 軽くても良いので運動をする(散歩、ラジオ体操でOK)
こういったことを普段から実行することで、徐々に体温が上がり、その結果免疫力も強化され、より健康に近づけます。
当院の【体温免疫整体】もオススメします。
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