
脳梗塞の代表的な後遺症
本日、脳梗塞の後遺症の喉のつまり感でお悩みの歯科医“S”先生が来院されました。
今春脳梗塞を発症されて、退院後喉のつまりを少しでも軽減させたいと、色々と検索して当院の「脳梗塞の後遺症」のページに行き着いていただきました。
ページを読んで頂いて、私も脳梗塞を経験していることで当院を選んでいただいたそうです。
なんだか仲間のような感じがするのかも知れません。
(私はそんな感じがします)
脳梗塞の後遺症は、経験者でないと分からないような感覚が多々あります。
私はそういった面では、少なからずお役に立てると思っています。
脳梗塞の後遺症には、脳の障害部位によって代表的なものがいくつかあります。
手や足の筋肉の拘縮、言語障害などが代表的ですが、喉のつまり感もその一つです。
脳梗塞の後遺症にセロトニン
近年の脳科学では脳梗塞を発症した方は、脳内に「セロトニンが不足している」ことが証明されているそうです。
ですから当院の施術では、「セロトニン活性療法」によりセロトニンを増やして脳を活性化することで、脳自体の回復を促すという考えで対応にあたります。
本日は初回なので、まずは「セロトニン活性療法」だけを施術してみました。
施術後「頭がスッキリした」感覚が出たようですから、続けて行けば後遺症である喉のつまり感の改善も進んで行くだろうと考えています。
今後は状況を確認しながら、身体的なアプローチも試して行こうと考えています。
“S”先生の場合は幸いなことに、四肢にはほぼ後遺症は残っていません。
ですからお仕事は普通にできているそうです。
脳からの要求?
ただ私が少し気になったのは、睡眠時間が6時間程度とのこと。
元々ショートスリーパーで3~4時間位だったそうですから、それでも問題ないのかも知れません。
しかし私自身の経験からも明らかなのですが、脳の回復には睡眠が大変重要です。
睡眠中に脳は回復しているのです。
施術中の会話では何度か「やたらと眠いんですよ」という言葉がありました。
私はこれは回復するための“脳からの要求”と捉えています。
私の場合にもやたらと眠い時期がありましたし、たっぷり眠ると後遺症も軽い実感があります。
出来るだけ回復を促すためにも、睡眠時間をしっかりととられることを提案しました。
目標は8時間です。
「セロトニン活性療法」により脳からストレスを減らすことで、睡眠の質も高まることになり、“S先生”の場合もダメージからの回復が更に進みやすくなると考えています。
お電話ありがとうございます、
壮快カイロプラクティックでございます。